体の中の「見えない力」酵素が あなたの健康と寿命を決めている

体の中の「見えない力」酵素が あなたの健康と寿命を決めている

加工食品があふれる現代、私たちは毎日知らないうちに体内の酵素を消耗させています。酵素栄養学が明かす、健康長寿のための新しい食の常識。

酵素とは何か?
生命を動かす「潜在酵素」の正体

酵素は「生命エネルギー」そのもの

酵素はたんぱく質の一種ですが、ただのたんぱく質ではありません。研究者たちは酵素のなかに、たんぱく質以上の「何か」が宿っていることを発見しました。それが「生命エネルギー(酵素活動)」と呼ばれるものです。たとえば、体のなかで消化や代謝が起きるとき、酵素はまるで充電した車のバッテリーの金属極板のように、化学的なエネルギーを放出しながら反応を引き起こします。

酵素はまた、長年・放射線を浴びたポテトは発芽しませんが、酵素は生理学的な不活性な物質以上の働きをします。化学反応は酵素なしには発生せず、触媒は「生命元素」とも呼ばれます。この生命元素は普通の機器では測定できませんが、生命の放射線のようなものは測定が可能です。

ポイント

酵素は「たんぱく質の器に宿る生命エネルギー」。食べ物からエネルギーを引き出し、体の全機能を動かす司令塔です。その活動がなければ、ビタミンもミネラルもホルモンも機能しません。

3種類の酵素 ― 代謝・消化・食物酵素

酵素は大きく3種類に分類されます。私たちの体が正常に機能するために必要なのは、この3つのバランスです。

01 — 代謝酵素

心臓・脳・肺・腎臓など、すべての器官と組織を動かす酵素。たんぱく質、脂肪、炭水化物など食べ物の種類ごとに異なる代謝酵素が働き、その数は700種類以上にのぼります。

02 — 消化酵素

食べ物を分解するための酵素。たんぱく質を分解するプロテアーゼ、炭水化物を分解するアミラーゼ、脂肪を分解するリパーゼの3つが主役。消化に使われすぎると代謝酵素が不足します。

03 — 食物酵素

生の食べ物に含まれる酵素。加熱(63℃以上)で完全に失活します。食物酵素が豊富な食事をとると消化の負担が減り、代謝酵素を温存できます。これが「食物酵素を食べる」意義です。

「潜在酵素」は有限 ― 使いすぎると老化する

体が一生のうちに作り出せる酵素の総量を「潜在酵素」と呼びます。ウェスタン大学の生物学研究所が発表した「消化酵素の適応分泌の法則」によると、体は消化に多くの酵素を使えば使うほど、代謝に回す酵素が減っていきます。

これを実証した動物実験があります。食物酵素を含まない加熱・加工食品だけを与えられたネズミは、2〜3日のうちに腸内の障害が急激に起き、1週間から5日で死に至りました。体外に排出された膵液中の酵素濃度も異常に増加し、膵臓が過剰な負担を受けていることが明らかになりました。

消化に酵素を浪費すれば、代謝酵素が枯渇する。そのとき体は、病気と老化に向かって動き始める。

膵臓はその負担を補おうと肥大化し、甲状腺も痛みを感じ、扁桃腺も大きくなります。消化酵素の浪費は、肝臓・心臓・腎臓といった重要臓器の働きを低下させ、さまざまな慢性疾患の原因となります。代謝酵素を十分に体の器官に供給することが、健康維持の根本です。

加工食品と「酵素抑制物質」の問題

大豆は種子ですが、すべての種子には「酵素抑制物質」が含まれています。これは種子が発芽のタイミングまで生の状態で生きるための保護物質で、消化を妨げる働きをします。大豆を加熱調理することで酵素抑制物質は無効化されますが、同時に食物酵素もゼロになってしまいます。

現代の加工食品はほぼすべてが高温処理されており、食物酵素は一切含まれていません。私たちは毎日、酵素を1ミリグラムも摂取しないまま食事を続けているのです。その結果、体は消化のためだけに膨大な潜在酵素を消費し続けます。

研究が示す事実

代謝酵素の不足は多くの病気の原因となります。1962年には850種類だった代謝酵素の種類が、2022年には1,300種類以上発見されており、そのどれが欠けても正常な体の働きは維持できません。まだ知られていない酵素が体を正常に動かしたり病気の回復に関係している可能性があります。

私、古川自身も酵素に出会い深く理解し行動を起こすことによって病気とは一切無縁となりました。

 

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